外部から受ける、衝撃や振動に対する安全性の確認のために
工業用電子機器や工作機械、家電や音響機器がなどさまざまなシチュエーションで外部からの衝撃や振動の影響を受けます。安全に使用できるように、各種規格に沿って衝撃や振動を与えて安全性の確認を行います。
マシニングセンター衝撃試験
機械のトラブルによって部品が破損し、フライス盤(マシニングセンター)などの覗き窓や金属の安全カバーなどへ飛散した場合、オペレーター側へ飛び出す危険があってはなりません。マシニングセンター衝撃試験は、規格に基づき、衝撃エネルギーを310J(Class A1)~8000J(Class C3)の9段階分けて試験・評価を行います。
設備
規格で定められた形状・重量の鋼鉄弾を、圧縮したガスにより所定のスピードで試験体に衝突させ、その強度を評価します。
■関連規格 ISO 23125、EN 12417など
IK試験(衝撃保護等級試験)
IK試験(外部衝撃保護等級試験)とは、筐体が内部装置を衝撃からいかに保護できるかを、衝撃のエネルギーを0.14J(IK01)~20J(IK10)の10段階に分けて行う試験です。
■関連規格 IEC 60068-2-75、IEC 62262など
振動試験/衝撃・繰り返し衝撃試験
輸送(航空、トラック、船舶など)や設置される環境(車輌や工場)により、製品は常に振動ストレスを受けています。また、振動以外にも高温や低温、高温高湿など、様々な環境が考えられます。それらを振動機や振動機と恒温槽を組み合わせた複合環境試験機を使って試験することにより、安全性や耐久性、性能などを評価することが可能です。
振動試験
・最大加振力 :45kN
・振動周波数:5Hz~2,000Hz
・最大変位:正弦波76.2mp-p
■関連規格 IEC 60068-2-6、-2-27など
受託試験プロセス
6つのステップで受託試験を提供します。
1. お問合せ
2. イントロダクションミーティングの開催
3. お見積り用の必要書類のご記入・提出
4. お見積書発行
5. ご依頼、サンプル送付
6. 試験・試験結果連絡、レポートの発行、請求書発行・送付
※上記の手順と異なる場合があります。お問合せください。
テストレポート | 適合証明書 | ローデータ |
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○ | お問合せください | お問合せください |
試験のご依頼について
お問合せの際は、事前に「振動試験 試験条件」をご記入いただくと、よりスムーズにご案内できます。
試験のご依頼や、他の試験ラボについては下記よりお問い合わせください。